スポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
不動産業界への就職を考える理由のひとつに、実力次第で自分の収入が変動する給与制度があります。
稼げる仕組みを理解して情報収集することが、後悔のない会社選びにつながる第一歩になるでしょう。
ここでは、不動産営業におけるインセンティブと歩合給の違いや、給与体系の種類、分野別のインセンティブ事情などについてまとめました。
不動産営業の稼げる仕組みについてくわしく知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
不動産営業の稼げる仕組みと、
インセンティブの基本
一般的な給与は会社に決められた固定給に加えて交通費などの手当が加わるシステムですが、不動産営業では、インセンティブや歩合給を用いた給与体系を採っている会社が多いです。
インセンティブと歩合給の違い

給与の基本は、毎月決まった金額が支払われる「基本給(固定給)」です。これに加えて、成約した件数や売り上げた金額などの成果に応じてプラスで支払われる報酬がインセンティブです。
加算される額は業績により増減し、賞与や一時金を含む場合もあります。
一方、歩合給は売り上げた金額の●%を毎月の給与として受け取るという仕組みです。インセンティブが成果に対するボーナス的な上乗せなのに対して、歩合給は成果に応じて毎月の給与そのものが変動するイメージです。
仲介手数料で決まる、
不動産営業の収入の仕組み
不動産営業のインセンティブには、お客様が支払う仲介手数料が関わります。
不動産売買仲介の場合、売主と買主の取引をつなぐサービスに対しての報酬として仲介手数料が支払われ、その金額は成約価格の3%+6万円(税別)が上限として定められています。
例えば3,000万円の物件で仲介手数料は約100万円。
会社はこの手数料から諸経費を引き、残りの一定割合を営業に還元します。扱う物件が高額なほど手数料も増えるため、売買仲介の営業は1件成約するだけで大きなインセンティブを得やすい仕組みになっています。
安定重視か実力重視か、
不動産営業の給与タイプを比較
- 固定給+インセンティブ:
毎月一定の固定給に個人の売上に応じたインセンティブが上乗せされる。 - 固定給が高め+インセンティブ低め:
毎月の固定給が高く設定されていて、インセンティブは少なめのタイプ。成績が低い月でも最低限の生活費が保障される安定感がある。 - 完全歩合制(フルコミッション):
固定給がなく、成果に応じた収入のみが支払われる仕組み。
労働基準法では正社員には固定給の支払いが必須のため、フルコミッションは社員ではなく個人事業主としての契約を交わすことが多いです。
不動産営業では固定給+インセンティブという給与体系がもっとも一般的ですが、固定給とインセンティブ・歩合給の割合は企業によってさまざまです。
会社ごとの給与の条件や、高収入を狙いやすい営業スタイルなのかを知ったうえで、就活を進めてみてください。
不動産営業それぞれの、
インセンティブと仕事内容の違い
不動産業界の営業は、大きく売買仲介営業・賃貸仲介営業・仕入れ営業・買取販売営業に分けられます。各分野のインセンティブ事情を見てみましょう。
1件の成約で大きな報酬を狙いやすい、売買仲介営業
売買仲介は、マンションや一戸建て、投資用物件などを売りたい人と買いたい人をつなぐ仕事です。成約1件の仲介手数料が高額なため、インセンティブも高く設定されていることが多いです。営業成績によっては年収1,000万円超えも目指せるでしょう。
居住用ではなく投資用としての売買仲介の場合、取引額がより高額になるためインセンティブも上がる傾向がありますが、売買仲介は成約のハードルが高く、成果を出すための専門知識・営業スキルも必要になります。
成約数を重ねて安定を狙う、
賃貸仲介営業
賃貸仲介は、部屋を借りたい人に物件を紹介し、入居を決める手伝いをする仕事です。
完全固定給だけでなく、インセンティブを採用しているところもありますが、売買仲介に比べると1件の成約に対する手数料が少ないため、インセンティブの額も低くなりがちです。
とくに仲介手数料無料などのサービスを打ち出している企業ではより低くなることが考えられます。
しかし、売買仲介よりも成約はとりやすいため、安定を求める人には向いています。
会社の利益を動かす、仕入れ営業
仕入れ営業は、土地や建物のオーナーに対して「物件を売りませんか」と提案し、買い取りを交渉する仕事です。不動産売買の根幹であり、会社の利益に直結する重要なポジションである仕入れ営業では、高いインセンティブが設定されることが多いです。
ただし、インセンティブが高い分、成果が出せなかった場合の固定給は低く設定されていることも多いため、リターンよりも安定を求める場合には注意が必要です。
直接買取+再販で利益を出す、
買取販売営業
買取・販売営業では、個人や法人から直接物件を買い取り、リフォームやリノベーションをした後に、再度販売する仕事です。仕入れから販売まで一連のプロセスに関わるため、不動産の幅広い知識が身につきやすい職種でもあります。
基本給+歩合の給与体系が一般的で、成約時の手数料や利益の何%かがインセンティブとして還元されるので、高額な取引になるほどインセンティブの額も上がり、高収入を狙えます。
給与体系のバランスを見極めて会社を選ぼう
不動産営業の世界ではインセンティブや歩合給が多く採用されていますが、具体的な計算方法や、固定給と歩合の割合は会社によってさまざまです。
単に支給額だけを見るのではなく、自分がどの程度安定を求めるのか、リスクとリターンのバランスをどう捉えるのかをしっかりと考えたうえで内訳にも注目してみてください。
また、高収入を実現するには知識・提案力・継続的な行動が欠かせません。稼げる可能性と同時に、「自分がその環境で成長できるか」「どんなサポート体制があるか」も含めて会社を選ぶことが、長期的な活躍につながります。
